乳がん手術後に整体は受けられる?肩・腕の動きや姿勢を理学療法士が解説|Habi Gym
乳がんの手術後、「肩が上がりにくい」「腕を伸ばすと胸や脇がつっぱる」「姿勢が丸くなった」「背中や肩がこる」といった身体の変化を感じる方がいます。
そこで気になるのが、「乳がん手術後に整体を受けても大丈夫なのか?」という点ではないでしょうか。
乳がん手術後の身体は、手術方法やリンパ節への処置、放射線治療の有無、術後の経過などによって状態が大きく異なります。そのため、一般的な肩こりへの整体と同じように考えるのではなく、術後の状態を確認したうえで慎重に身体を動かすことが大切です。
この記事では、乳がん手術後の身体に起こりやすい変化と、整体・ストレッチ・運動を取り入れる際のポイントを理学療法士の視点から解説します。
乳がん手術後に整体は受けられる?
乳がん手術後でも、医師から運動や日常生活について特別な制限を受けておらず、傷の状態や全身状態が安定していれば、身体の状態に合わせてコンディショニングを検討できる場合があります。
ただし、術後早期や傷が十分に治っていない時期、腫れ・熱感・強い痛みなどがある場合に、自己判断で強いマッサージやストレッチを行うことはおすすめできません。
「いつから整体を受けられるか」は一律ではありません。手術内容や術後経過によって異なるため、必要に応じて主治医へ確認することが重要です。
乳がん手術後に起こりやすい身体の変化
乳がん手術後には、傷そのものだけでなく、その周囲の筋肉や関節の動き、姿勢などにも変化が起こることがあります。
| 気になる症状 | 確認したいポイント |
|---|---|
| 腕が上がりにくい | 肩関節・肩甲骨・胸郭の動き |
| 胸や脇がつっぱる | 術後の組織・皮膚の状態、肩の動き |
| 肩や首がこる | 肩甲骨・胸椎・姿勢 |
| 猫背になった | 胸郭・骨盤・体幹のコントロール |
| 左右差が気になる | 肩の高さ・肩甲骨・体幹の使い方 |
なぜ乳がん手術後に肩が上がりにくくなる?
腕を上げる動作には、肩関節だけでなく肩甲骨・胸椎・肋骨などの動きも関係しています。
乳がん手術後は痛みやつっぱり感などから無意識に手術側をかばい、腕を動かす量が減ることがあります。
その状態が続くと、肩周囲の動きが小さくなり、「洗濯物を干しにくい」「高いところに手が届きにくい」「洋服を着る動作がしにくい」など、日常生活で不便を感じることがあります。
そのため、肩だけを無理に伸ばすのではなく、肩甲骨・胸郭・体幹まで含めて身体全体の動きを確認することがポイントです。
胸や脇の「つっぱり感」は無理に伸ばさない
乳がん手術後に腕を上げた際、胸や脇に「引っ張られる」「つっぱる」と感じる方もいます。
ここで重要なのは、つっぱっている場所を強く押したり、痛みを我慢して無理に伸ばしたりしないことです。
術後の状態を確認しながら、必要に応じて肩関節・肩甲骨・胸郭などから少しずつ動きを広げていきます。
乳がん手術後の猫背・巻き肩
術後に胸部をかばう姿勢が続くことで、身体が前に丸まりやすくなることがあります。
すると、
- 肩が前に出る
- 肩甲骨が動きにくくなる
- 胸椎が丸くなる
- 首や肩に負担がかかる
- 腕を上げにくく感じる
といった状態につながることがあります。
姿勢を改善する場合も、「胸を張る」だけではなく、胸郭・肩甲骨・骨盤・体幹をバランスよく動かすことが大切です。
乳がん手術後の整体で注意したいリンパ浮腫
乳がん治療では、センチネルリンパ節生検や腋窩リンパ節郭清などが行われる場合があります。また、治療内容によってはリンパ浮腫への注意が必要になります。
腕や手などに新たな腫れ、重だるさ、左右差、皮膚の張りなどを感じた場合には、自己判断で強く揉むのではなく、まず医療機関へ相談することが重要です。
一般的な整体と、リンパ浮腫に対する専門的な医療的管理は同じものではありません。
こんな場合は整体より先に医療機関へ
乳がん手術後に以下のような状態がある場合は、整体やトレーニングを始める前に主治医などへ相談してください。
- 手術創が十分に治っていない
- 赤み・熱感・腫れがある
- 急に腕や手が腫れてきた
- 強い痛みがある
- 発熱や体調不良がある
- 医師から運動制限を受けている
- 症状が急に悪化した
安全性を優先し、医療機関での確認が必要な状態と、身体づくりを進められる状態を分けて考えることが大切です。
乳がん手術後は「ほぐす」だけではなく動かすことも大切
身体の状態が安定し、運動が可能な段階では、整体で身体を整えるだけでなく、少しずつ自分で身体を動かすことも重要です。
例えば、
- 肩関節の運動
- 肩甲骨の運動
- 胸郭の運動
- 呼吸を使ったエクササイズ
- 体幹トレーニング
- 軽い全身運動
などを、その日の体調や治療状況に合わせて段階的に行います。
整える → 動かす → 必要な筋力をつけるという考え方で、日常生活に必要な身体の動きを取り戻していくことがポイントです。
乳がん手術後にピラティスを取り入れる方法
身体の状態が安定して運動が可能であれば、ピラティスを身体づくりの一つとして取り入れることもできます。
ピラティスでは、呼吸を意識しながら、肩甲骨・胸郭・背骨・骨盤などをコントロールして動かします。
特に、
- 姿勢を整えたい
- 肩甲骨を動かしたい
- 体幹を鍛えたい
- 運動不足を解消したい
- 少しずつ運動習慣を取り戻したい
という方では、状態に合わせた運動方法を選択することが大切です。
HabiGymの乳がん手術後の身体づくり
HabiGymは、理学療法士による整体 × マシンピラティス × パーソナルトレーニングを組み合わせた完全マンツーマンのサービスです。
乳がん手術後の方については、治療内容や現在の状態を確認したうえで、無理のない範囲から身体づくりを行います。
例えば、
- 肩・腕の動きの確認
- 肩甲骨・胸郭の動きの確認
- 姿勢や左右差の確認
- 身体に合わせたストレッチ
- 体幹・下半身のトレーニング
- 運動習慣を取り戻すためのサポート
など、その方の状態や目的に合わせて内容を調整します。
医療機関で行う乳がん術後の治療やリハビリテーションの代わりではなく、医療機関での治療後や運動可能な段階で、その後の身体づくりをサポートする選択肢として考えています。
三軒茶屋で乳がん手術後の整体を探している方へ
世田谷区で「乳がん手術後 整体」「乳がん術後 肩が上がらない」「乳がん術後 運動」「乳がん術後 ピラティス」などを探している方は、HabiGym三軒茶屋店をご利用いただけます。
三軒茶屋・三宿・若林・上馬・駒沢・弦巻などから利用しやすく、理学療法士が身体の状態を確認しながらマンツーマンで対応します。
麻布十番・赤羽橋で乳がん手術後の整体を探している方へ
港区で「乳がん手術後 整体」「乳がん術後 ピラティス」「乳がん術後 肩」「乳がん術後 運動」などを探している方には、HabiGym麻布十番店があります。
麻布十番・東麻布・赤羽橋を中心に、六本木・三田・白金・広尾などからも利用しやすい立地です。
HabiGym麻布十番店|整体×マシンピラティス×トレーニング
乳がん手術後×整体のよくある質問
乳がん手術後はいつから整体を受けられますか?
一律に「術後○週間から」と決めることはできません。手術方法、傷の状態、追加治療、合併症などによって異なります。術後早期や不安がある場合は、まず主治医へ確認してください。
乳がん手術後に肩が上がりにくい場合も対応できますか?
医師から運動制限がなく、身体の状態が安定している場合には、肩だけでなく肩甲骨・胸郭・姿勢なども確認しながら運動を行います。痛みを我慢して無理に可動域を広げることはありません。
リンパ節郭清をしていますが整体を受けられますか?
治療内容や現在の状態によって判断が必要です。リンパ浮腫が疑われる腫れや重だるさなどがある場合は、一般的な整体を受ける前に医療機関へ相談してください。
乳がん手術後の巻き肩や猫背にも対応できますか?
身体の状態が安定していれば、肩甲骨・胸郭・背骨・骨盤などの動きを確認し、姿勢づくりのための運動を行うことができます。
整体とピラティスは一緒にできますか?
HabiGymでは身体の状態に合わせて、整体・マシンピラティス・パーソナルトレーニングを組み合わせます。術後の場合は安全性を優先し、その日の体調や可動域などに合わせて内容を調整します。
まとめ|乳がん手術後は身体の状態に合わせたケアを
乳がん手術後には、肩の動かしにくさ、胸や脇のつっぱり、肩こり、姿勢の変化などを感じることがあります。
重要なのは、強く揉んだり無理に伸ばしたりすることではなく、手術や治療の状況を踏まえて、肩・肩甲骨・胸郭・体幹など身体全体を確認することです。
HabiGymでは理学療法士が身体の状態を確認し、整体・ピラティス・トレーニングを組み合わせながら、運動可能な段階での身体づくりをサポートしています。
乳がん手術後で身体の変化が気になる方は、まず医療上の制限を確認したうえで、ご自身の状態に合った方法で少しずつ身体を動かしていきましょう。

