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肩関節周囲炎の回復期に整体が果たす役割とは|Habi Gym

肩関節周囲炎は中高年に多く見られる疾患で、激しい痛みと可動域制限が特徴です。特に回復期は適切なケアが重要な時期であり、整体などの手技療法が症状改善に有効とされています。本記事では、肩関節周囲炎の回復期における整体の役割、施術を受ける際の注意点、自宅でできるセルフケアまで、理学療法士の視点から詳しく解説します。痛みを抱えながら日常生活を送る方々に、回復への道筋を示す情報をお届けします。

肩関節周囲炎の回復期とは

肩関節周囲炎は一般的に「凍結肩」や「五十肩」とも呼ばれ、炎症期、凍結期、回復期の三段階を経過します。回復期は炎症が落ち着き、徐々に可動域が改善していく段階で、通常は発症後6か月から2年程度の期間を指します。この時期は積極的なリハビリテーションが可能になり、整体施術も効果的に取り入れられる重要な局面です。

回復期の身体的特徴

回復期に入ると、夜間痛や安静時痛が著しく軽減し、動作時の痛みが中心となります。関節包の拘縮は残存していますが、組織の柔軟性が徐々に回復し始めるため、適切な刺激を与えることで改善が期待できます。血流の改善も進み、組織修復が活発化する時期でもあります。

理学療法士コメント: 「回復期は組織の可塑性が高まる時期です。この段階で適切な運動療法や手技療法を組み合わせることで、可動域の改善速度を大きく高められます。ただし、過度な刺激は炎症を再燃させるリスクがあるため、症状に応じた段階的なアプローチが重要です。」

整体が回復期に果たす役割

整体は肩関節周囲炎の回復期において、多角的なアプローチで症状改善に貢献します。単なる症状緩和だけでなく、身体全体のバランスを整えることで、根本的な改善を目指します。

筋緊張の緩和と血流改善

肩関節周囲炎では、痛みを避けるために無意識に肩をかばう姿勢が続き、周辺筋群に過度な緊張が生じます。整体施術では、僧帽筋、三角筋、棘上筋などの緊張を緩和し、血流を改善することで組織の回復を促進します。柔らかい組織へのアプローチにより、拘縮した関節包への負担も軽減されます。

関節可動域の段階的拡大

回復期の整体では、関節モビライゼーションと呼ばれる技術を用いて、安全かつ効果的に可動域を拡大します。急激な動きではなく、組織の抵抗を感じながら徐々に動きを広げることで、再損傷のリスクを最小限に抑えます。

理学療法士コメント: 「整体施術では、肩甲骨の動きも重要視します。肩甲上腕リズムと呼ばれる肩甲骨と上腕骨の協調運動が正常化することで、肩関節への負担が分散され、可動域改善がスムーズに進みます。」

姿勢改善と再発予防

肩関節周囲炎の背景には、猫背や巻き肩などの不良姿勢が関与していることが多くあります。整体では脊柱や骨盤の調整を通じて全身のアライメントを改善し、肩関節への負担を軽減します。これは症状改善だけでなく、再発予防にも重要です。

整体施術を受ける際の注意点

回復期であっても、整体を受ける際にはいくつかの注意点があります。適切な施術を受けるために、以下のポイントを押さえておきましょう。

医療機関との連携

肩関節周囲炎の診断は医療機関で受けることが前提です。石灰沈着性腱炎や腱板断裂など、類似の症状を示す他の疾患との鑑別が必要だからです。整体施術を受ける際も、主治医に相談し、現在の病期や禁忌事項を確認することが望ましいでしょう。

施術者の専門性確認

肩関節周囲炎に対する理解と経験がある施術者を選ぶことが重要です。解剖学的知識や病態の理解がない施術者による強引な手技は、症状を悪化させるリスクがあります。施術前のカウンセリングで、肩関節周囲炎の回復期に対する知識や経験を確認しましょう。

理学療法士コメント: 「施術者が痛みの程度や可動域を丁寧に評価し、その日の状態に応じて施術内容を調整できるかが重要です。画一的なアプローチではなく、個別性を重視した施術が望ましいと言えます。」

痛みの程度を正確に伝える

施術中の痛みは「心地よい範囲」に留めることが原則です。強い痛みを我慢しながら受ける施術は、筋肉の防御性収縮を引き起こし、かえって可動域を制限する可能性があります。痛みの程度を施術者に正確に伝え、調整してもらいましょう。

自宅でできるセルフケア

整体施術の効果を持続させ、回復を促進するためには、自宅でのセルフケアが欠かせません。日々の積み重ねが回復速度を大きく左右します。

温熱療法の活用

回復期には温熱療法が有効です。入浴時に肩まで温まる、蒸しタオルやホットパックで温めるなど、血流を促進することで組織の柔軟性が高まります。ただし、急性炎症の兆候(熱感、強い腫れなど)がある場合は控えましょう。

振り子運動(コッドマン体操)

テーブルに手をついて前傾姿勢をとり、患側の腕を脱力させて振り子のように動かす運動です。重力を利用して関節包を伸張し、可動域を改善します。1日3回、各10往復程度が目安です。

理学療法士コメント: 「セルフケアは『毎日少しずつ』が鉄則です。週末にまとめて行うよりも、毎日5分でも継続する方が効果的です。また、痛みが強い日は無理をせず、できる範囲で行うことが大切です。」

肩甲骨の運動

肩甲骨を寄せる、上げ下げする、回すなどの運動で、肩甲骨周囲の筋肉をほぐします。肩関節の動きと肩甲骨の動きは密接に関連しているため、肩甲骨の可動性を高めることで肩関節への負担が軽減されます。

よくある質問(FAQ)

Q1: 整体は週に何回受けるのが適切ですか? A: 回復期の初期段階では週1〜2回が一般的ですが、症状の改善に伴って頻度を減らしていきます。施術者と相談しながら、自分の症状に合った頻度を決めましょう。重要なのは施術の頻度よりも、自宅でのセルフケアを継続することです。

Q2: 整体で完治しますか? A: 整体は症状改善を促進する有効な手段ですが、肩関節周囲炎は自然経過でも徐々に改善する疾患です。整体は回復を早め、可動域改善を促進する役割を果たしますが、医学的管理やセルフケアと併用することで最大の効果が得られます。

Q3: 痛みがぶり返すことはありますか? A: 回復期でも、過度な運動や不適切な施術により一時的に痛みが増すことがあります。これは組織への過剰な刺激が原因です。施術後に強い痛みが続く場合は、施術内容を見直す必要があります。適切な強度での施術とセルフケアを継続することで、着実な改復が期待できます。

まとめ

肩関節周囲炎の回復期における整体は、筋緊張の緩和、血流改善、可動域拡大、姿勢改善など多面的な効果をもたらします。ただし、医療機関との連携、適切な施術者の選択、自宅でのセルフケアの継続が重要です。回復期は積極的なアプローチが可能な時期である一方、過度な刺激は逆効果となるため、専門家の指導のもと段階的に進めることが大切です。自分の身体の声に耳を傾けながら、焦らず着実に回復を目指しましょう。

参考文献

  1. 日本整形外科学会「肩関節周囲炎診療ガイドライン」https://www.joa.or.jp/
  2. 理学療法士協会「肩関節疾患の理学療法」https://www.japanpt.or.jp/
  3. 厚生労働省「運動器疾患の予防と改善」https://www.mhlw.go.jp/
  4. 日本肩関節学会「肩関節周囲炎の病態と治療」https://www.shoulder-jp.org/
  5. 国立健康・栄養研究所「運動療法のエビデンス」https://www.nibiohn.go.jp/

Habi Gymは、国家資格の理学療法士が常駐しているため、持病をお持ちでも、専門的な観点からオーダーメイドのプログラムを提供することできるパーソナルジムです。リハビリで病院やクリニックに通っていたが、その後も体の悩みが改善されない方は一度ご相談ください。

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女子プロフットサルチームへのトレーナー経験(ラスボニータス)があります。身体の現状や問題点についてカウンセリングさせていただいた上で、根本的な原因に対して施術をさせて頂きます。体の詳細な部分まで丁寧に指導させて頂きますので、初めての方や体の不自由な方も質の高い施術・トレーニングを受けることができます。 出身:岡山県/保有資格:理学療法士 岡山学芸館高校サッカー部 趣味:サッカー 

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